
ゆらぎサプリの成分
様々なゆらぎ対策サプリがありますが、どんな素材や成分が使用されているかはそれぞれ違います。ここでは、代表的な成分をいくつかピックアップしてご紹介いたします。
ゆらぎ対策サプリの成分
<大豆イソフラボン>大豆イソフラボンは女性ホルモンに似た働きをするとして注目され、ゆらぎに悩む女性に広く使用されてきました。
大豆イソフラボンの一種である「ダイゼイン」は、体内で細菌によってエクオールに変換されますが、イソフラボンの種類によっては吸収しにくい形のものもあります。
<エクオール(大豆イソフラボン代謝物)>
大豆イソフラボンの一種であるダイゼインが、腸内細菌によって変換された活性代謝物が「エクオール」です。
1日目安10㎎を摂取することによって、ほてりや肩こり等のゆらぎ症状対策ができると言われています。
エクオールについては動物および人での安全性データが揃っており、安心して摂取できるものと考えられています。
<ローヤルゼリー>
ローヤルゼリーは、「女性ホルモンの働きを助けてくれる」「エイジングケアとしておすすめ」などといわれ人気がある成分です。
栄養価が高く、毎日の食事の栄養補助として活用するのはおすすめですが、一方で各種アレルギー反応が起こる可能性がありますので、体質によっては注意が必要です。
<レッドクローバー>
レッドクローバーはヨーロッパおよびアジア原産の豆科の植物です。
大豆と同じように、ゲニステインやダイゼインなどイソフラボンを含んでいるので、大豆と同じようにゆらぎ予防の目的で使用され流ことがあります。
古くから使用されてきたハーブで、安全性も高いとされていますが、どのような働きがあるのかはまだはっきりとはわかっていません。
<ブラックコホシュ>
ブラックコホシュは北米に分布するキンポウゲ科の植物です。
欧米では、ホルモンバランスを整えるためや、ほてり・のぼせの軽減のために広く活用されていますが、どの程度実感できるかといった報告は一貫していません。
<ザクロ>
「天然の女性ホルモン」とも言われ、一時期美容やゆらぎ対策としてブームになったザクロですが、国民生活センターの調査では女性ホルモン様作用は認められませんでした。
食品なので摂取するのは何も問題ありませんが、現在のところゆらぎ対策として有効という信頼できるデータはありません。
ここで紹介した以外にも。ゆらぎ対策には様々なものが活用されています。
イチョウ葉、ホップ、当帰、月見草、朝鮮人参、バレリア、甘草、メハジキ、レモンバーム、自然薯などがありますが、どの成分がどんな働きをして、どのくらいゆらぎ対策として信頼できるかというデータはきわめて少ないのが現状です。
辛い状態を解消するために毎日飲むものですから、その安全性や品質にはしっかりと気を配るようにしましょう。