
ゆらぎ世代の骨密度
年齢を重ねた女性が特に気をつけたいことの一つに「骨粗しょう症」があります。 骨がスカスカになって、もろくなることでちょっとしたことでも骨折しやすくなってしまいます。骨がもろくなると聞くと、高齢者の問題の様に感じますが、ゆらぎ世代から徐々にスカスカになり始めているので、対策しておくことが重要なのです。
骨はエストロゲンの影響を受ける
女性の場合、骨密度は18歳くらいでピークに達すると言われています。その後、40代後半くらいまではほぼ一定ですが、50歳前後から徐々に低下していくのです。
なぜ50歳前後のいわゆるゆらぎ世代から骨密度が低下するかと言うと、骨は女性ホルモンであるエストロゲンの影響を受けているからです。
硬い骨は一度できるとそのままのように感じますが、古い骨は一度壊されて吸収され、再度新しい骨が作られます。
この生まれ変わりの中で、エストロゲンは骨を破壊し吸収する働きを緩やかにして、カルシウムが溶け出すのを抑えてくれているのです。
しかし、ゆらぎ期になり、エストロゲンの分泌量が少なくなると急激に骨の生まれ変わるリズムが崩れて、徐々にスカスカになっていくのです。 v
無理なダイエットや運動不足も原因に
さらに、無理なダイエットを行い栄養不足の状態になることも、骨をスカスカにさせる原因になります。それは何も今だけに限った話ではなく、若い頃に無理なダイエットを続けていたことで50〜60代になった時に影響が出ることもあるのです。
また、運動量が少ない人も注意が必要です。
骨は、負荷がかかることで生まれ変わる働きが活発になるので、体を動かす機会の少ない人ほど、骨が衰えやすくなります。
エストロゲンの減少による影響を緩やかにするためにも、似た様な働きをするエクオールは役立ちます。
不快な症状だけでなく、将来的な骨折などのリスクを減らすためにも、活用してみてはいかがでしょうか?